屋根の葺き替えと葺き直しの違いとは?
屋根が傷んできた場合、修理の方法にはいくつかの選択肢があります。
代表的なのが屋根の「葺き替え」と「葺き直し」です。
今回は、屋根の葺き替えと葺き直しの違いについて解説いたします。
▼屋根の葺き替えと葺き直しの違い
■葺き替え工事の特徴
屋根の葺き替えとは、屋根材を新しいものにする工事のことです。
劣化した屋根瓦を新しいものに交換することによって、雨風から建物を守ります。
最近では軽量の屋根瓦も登場し、建物にかかる屋根の重さを軽減できるようになりました。
屋根が軽くなることで建物の強さが増し、地震に強い家に生まれ変わります。
■葺き直し工事の特徴
屋根の葺き直しは、屋根瓦の下の部分の工事のことです。
瓦屋根の下には、浸水を防ぐために防水シートが張られています。
しかし年月とともに劣化してくるため、瓦の隙間から雨漏りがしてくることがあるのです。
葺き直しでは瓦はそのままに、下地の工事だけを行います。
防水シートを張り直す下地処理工事を行った後、再び瓦を戻します。
瓦は再利用するため、葺き直しで出る廃材は古くなった防水シートだけです。
▼選択に迷った時は?
瓦は優れた耐久性を持っており、40年から60年は使えます。
なかには80年以上も持つ瓦もあり、地球環境に優しい建材です。
そんな瓦屋根に異常が見つかった時、葺き替えか葺き直しかで迷う方も多いでしょう。
選択に迷った時は、瓦屋根の専門家に判断してもらうのがおすすめです。
▼まとめ
瓦屋根の工事には、葺き替えと葺き直しの2つがあります。
両者の最大の違いは建材を新しくするか、それとも再利用するかです。
どちらの工事が適しているかで選択に迷ったら、瓦屋根の職人に尋ねてみてくださいね。
弊社は横浜市旭区を拠点とする瓦屋根専門店です。
屋根工事に関することは、お気軽にお問い合わせください。