板金屋根の種類と特徴とは?

2024/05/01 コラム

板金屋根は1種類ではなく、いくつかの種類に分かれます。
具体的に、どのような種類があるのでしょうか。
今回は、板金屋根の種類と特徴について解説いたします。
▼板金屋根の種類とその特徴
■ガルバリウム鋼板
板金屋根の中で最も多く使われているのが「ガルバリウム鋼板」です。
ガルバリウムとは「アルミ亜鉛合金めっき鋼板」のことで、アルミ・亜鉛・シリコンでできています。
ガルバリウム鋼板の一番の特徴は、建材が軽量なことです。
屋根にかかる重みを軽減するため、地震に強い家が出来上がります。
建材の費用が比較的安価なのも特徴です。
耐用年数は20年から30年ですが、サビに弱いために潮風が吹き付ける海沿いの建物には向きません。
■ジンカリウム鋼板
「ジンカリウム鋼板」はガルバリウム鋼板と同じく、アルミ・亜鉛・シリコンでできた建材です。
ガルバリウム鋼板との違いは、アルミとシリコンの含有率です。
主に海外で製造されており、日本では表面に石の粒がついたものがよく使われます。
石の粒がついたものをジンカリウム鋼板、そうでないものをガリバリウム鋼板に分けることもしばしばです。
耐用年数は30年から50年と、ガルバリウム鋼板よりも長持ちします。
ガルバリウム鋼板の弱点であるサビに強いため、海沿いの建物にもおすすめです。
■チタン
板金屋根の種類の中で、最も耐久性に優れているのがチタンです。
その耐用年数は1,500年以上と、他を寄せ付けない圧倒的な耐久性と言えます。
ただし、施工にはかなりの費用がかかります。
そのため、神社仏閣をはじめとする大型の建物への使用に限定されることが多い板金屋根です。
▼まとめ
複数の板金屋根の種類の中から、ガルバリウム鋼板・ジンカリウム鋼板・チタンをピックアップしてみました。
それぞれに特徴が異なりますので、板金屋根を希望する際は専門家に相談するのがおすすめです。
弊社は旭区を拠点に、屋根瓦専門店としてさまざまな屋根工事を手がけております。
ぜひお気軽にご相談ください。