棟瓦取り直し工事とは?

2024/02/03 コラム

建物を雨風から守る役割を果たす屋根瓦は、年月の経過とともに傷みが出てきます。
その修復方法のひとつが「棟瓦取り直し工事」です。
今回は、棟瓦取り直し工事について詳しく解説いたします。
▼棟瓦取り直し工事の特徴とは
瓦屋根の最も高い部分には、一直線に走る棟が作られています。
これが「棟瓦」と呼ばれる部分です。
棟瓦取り直し工事は、棟の部分を修復する工事のことを意味します。
屋根の見た目を左右する重要な部分でもあり、工事には熟練の技が必要です。
▼工事の目的
瓦屋根の耐久性は60年程度と、非常に丈夫な建材です。
しかし、年月の経過とともに瓦と瓦をつなぐ漆喰が劣化してきます。
棟瓦取り直し工事の目的は漆喰の剥がれを直したり、漆喰の劣化によってずれた瓦を元の位置に戻すことです。
漆喰を塗り直すことによって、再びしっかりとした瓦屋根が出来上がります。
▼工事の依頼先
工事の際は、ひとまず全ての瓦を取り除かなければなりません。
漆喰を塗り直し、再び元に戻す工事を施すためです。
工事では確かな技術と、仕上がりの美しさが求められます。
棟瓦は屋根の最も高い部分にあり、意匠的な要素を持っているからです。
したがって依頼する際は、豊富な経験と確かな技術を持つ瓦職人に対応してもらう必要があります。
屋根瓦の工事を専門に手がけているかどうかをポイントに探してみると良いでしょう。
▼まとめ
棟瓦取り直し工事とは、瓦屋根の最も高い部分の工事のことを指します。
劣化によって機能を失った漆喰を塗り直すには、確かな技術が必要です。
瓦屋根の職人に依頼すれば、しっかりと修復した上に美しく仕上げてくれます。
旭区を拠点とする弊社では、工事の全てを瓦職人が行います。
どうぞお気軽にご相談ください。